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“見えない”からこそ、“分かるように”――視覚障害のある方の生活支援で気づいたこと
「冷蔵庫の中の掃除をお願いできませんか?」というご依頼をいただきました。 ご依頼主は、網膜色素変性症という視覚障害をお持ちの方。長年一人暮らしをされており、必... -
「島からの“受診”をあきらめないために――甑島から鹿児島市への付き添い支援」
鹿児島県薩摩川内市の西方、東シナ海に浮かぶ甑島(こしきしま)。美しい海と豊かな自然に囲まれたこの島で暮らす人々にとって、専門的な医療を受けるというのは「遠く... -
転院の前に、もう一度家へ――たった15分の寄り道がくれたもの
本日は、転院のための移送をお手伝いさせていただきました。 ご本人は病院から別の医療機関へ移られる予定で、当初はそのまま搬送する予定でしたが――ご家族とご本人のご... -
新たな相棒・アトレースローパーとともに。営業車両を乗り換えました
これまで半年程度使ってきた「タントスローパー」。狭い道でも小回りが利き、たくさんの利用者さまと思い出を作ってきた大切な相棒でしたが、このたび新たに「アトレー... -
🚕【重要なお知らせ】料金プランを改定いたしました
いつも 福祉タクシーむすび をご利用いただき、誠にありがとうございます。 このたび、サービスの品質維持と安定運行を目的として、2025年6月24日より、料金プランを一... -
たった2時間の一時外出。でも、その時間が“生活”を支える
「入院中ですが、一時外出を利用してお願いできますか?」そんなご連絡をいただいたのは、ある晴れた日でした。 お話を伺うと、本来は数日の入院予定だったものの、検査... -
道に迷っていたその足を、安心へつなぐ――認知症の方への買い物・受診付き添い支援
「明日は受診日、付き添いをお願いします」と、いつものケアマネジャーさんからのご依頼。ご利用者様はアルツハイマー型認知症を患っておられますが、最近は感情の起伏... -
「その人にとって“少しでも楽な移動”を――リハビリ会議に参加して学んだこと」
今日は、いつも福祉タクシーをご利用いただいている方のリハビリ会議に参加させていただきました。 会議には、ご本人、ご家族(奥様・娘様)、担当ケアマネジャー、理学... -
現場のプロに介護技術を学ぶ
――介護講習で気づいた「支援の質」は、技術と姿勢から生まれる 先日、UDラボ合同会社 代表の堤様にお声がけいただき、鹿児島市坂之上にあるデイサービス施設にて開催さ... -
最期にもう一度会わせてほしい――その願いに寄り添った日
最愛の人との、最後の時間 「父が亡くなりました。今日が葬儀です。母に…会わせてあげたいんです」 朝方、一本の電話が鳴りました。ご連絡くださったのは、お父さまを亡...